グループホーム関連原稿集

いままで講演や研修会で発表してきた原稿を、少しずつUpしていきます。
決して自分たちの考えや方向性が正しいと主張するつもりはありません。
むしろ、自分たちの変遷をたどることで、自戒の意味を込めたいと思っています。
正直いって、古い原稿ほど、読み返すたび恥ずかしくなってきます。

ただ、ここでお断りしておかなければいけないことがあります。
当院のGHは、そもそもが社会的入院の方を中心に考えたものである、ということです。
従って、ある意味、非常に保護的と思われる部分があります。
外来中心で過ごしてこられた方には、過保護・管理的すぎるGHだと思います。
手厚いけれども施設的なケアを残している、これは、現時点では仕方ないかもしれません。
この形でも、適応できない社会的入院の方が、存在するのです。

そして将来、社会的入院しか道がなくなる可能性のある外来通院の方も・・・・

だから、今後は別な形の受け皿も必要になってきます。
また、現在あるGHが、その形態を変えていくことも考えられます。
今はまだ、模索の段階を出ておりません。
そのことを、頭の片隅にでもとどめてお読みいただければ、幸いです。


「作ろう!グループホーム」夢の実現目指して(1999.3)
      精神医学臨床研究会 にて

「グループホームの現状と問題点」について (1999.11)
      第30回宮城県精神保健福祉大会 にて

「グループホームに期待するもの」  (2002.11)
      第45回病院地域精神医学会 にて 

「グループホームについて」 (2003.3)
      平成14年度 宮城県「精神保健基礎研修」登米会場 にて

「私たちのチーム医療」 (2004.7)
      平成16年度 NOVA出版「精神科・老人医療ガイド」掲載      


社会的入院のフォローは、病院の責務です。
と同時に、それを心ならずも生み出してしまった、この社会全体の問題でもあるのです。
一見、自分とは関係のない話のように思うかもしれません。
でも、この病気や障害になった方の多くも、最初はそう思っていたのではないでしょうか。

健常者とは、病気や障害を今現在抱えていないというだけの、一時的な状態です。
だからこそ、誰もが安心して暮らせる世の中になるように、誰もが「生きてて良かった」
と思える社会がくるように、沢山の方々のご協力を、お願いしたいのです。