理念

1.社会人としての権利(自己決定権とプライバシーの尊重)

このグループホームは、皆さんが必要最低限の援助を受けながら、社会人としての権利を守り、地域で共同生活をする場です。ここでは物事を自分で考え、自分で判断し、自分から行動してください。スタッフは、皆さんのお世話をする人でも管理する人でもありません。ここの管理人は皆さんです。皆さんが自分の気持ちや考えをきちんと伝え、必要な助けを求めることによって初めて、私たちは皆さんを適切に援助することができます。

2.社会に対する責任(自己責任)

地域生活をするときに何よりも大切なのが、社会に対する責任です。まずは自分の言動に責任を持って下さい。自分から約束したことを破ったり、他人に迷惑をかけたりしたときは、法律や社会のルールに従い、きちんと責任をとってください。自分にきちんと責任をもつことが社会人として認められることだ、と私たちは考えています。

3.目標に沿った無理のない生活スタイルの確立

自分に無理のない範囲で将来の目標を考え、それに沿った日課や行動計画をたてて、自分の生活スタイルを作っていきましょう。皆さんの人生は皆さんのものです。だから目先だけでなく、未来も見つめながら、今何が出来るかを考えましょう。それが自然に地域社会や周りの人たちのためにもなっていたら、とてもステキなことだと思います。。
 
4.入居者にやさしい生活環境の工夫(自立支援)

グループホームのスタッフは、皆さんの「自分で出来る力(可能性)」という芽を育て、伸ばし、活かしていけるよう工夫を重ねながら皆さんの生活環境を整えていくことが仕事です。スタッフの「やさしさ」とは、何でもやってあげたり、わがままや社会常識から外れることなどを認めることではありません。皆さんが自分で考え、判断し、何度でも挑戦できるような環境を整えながら、皆さんが自分で動きはじめるまで辛抱強く待ったり、動くタイミングを一緒にさがしたりすることをいうのです。

5.自己実現の場の創出

このグループホームは、皆さんが最低限のルールを守りながら、周囲に惑わされず、自分が思うように生きていく力をつけることが目標です。皆さんが自分の力で生きていくために、必要最低限の援助を行いながら、一般社会により近いスタートラインに立てるようなお手伝いをしたいと考えています。皆さんと夢を実現するため一緒に作戦を練りながら、少しでも夢に近づいていけたら、と願っています。