異機種DOS/V化計画 PC-9821Xc16


ネットワーク導入時に管理者用として購入したPC9821Xc16がほこりをかぶって放置されています。
一時他の部署で使われましたが動作速度に問題が多く、ハングアップしているのか?と思わせる速度
のため現役を引退していました。しかしタワー型であるため改造はかなり容易と以前から思っていまし
たし、自作を始めるきっかけとなった理由の一つに1999年2月号のDOS/V magazineの旧機種(Mac
やX68k)のDOS/V化記事を読んだことが上げられます。このためついに改造計画に着手する事にし
ました。

尚、この手の改造は以後メーカーの保証は一切受けられなくなりますし、動くかどうかは全く保証
出来ません。すべて自己責任の範囲ですべきであり、今回の改造についてもあくまでも参考にし
てください


1 機体について
  このPCはPentium166MHzであり、今でも何とか使えるかもしれません。しかしついにPen4が出
  る時代になり使い道は殆どないと思います。改造にあたり機体は下部にPCIスロットが3つあるの
  でスロットが3つ、出来るだけオンボードになっているm-ATXを使うことにして適当なものを探してい
  たところASUSのCUSL2−Mをみつけました。これはビデオ・サウンド・LANがオンボードになった
  m−ATXのマザーです。AGPもあるもののPCIが3スロットあり、利用するものとしてはSCSIやモデ
  ムなどで十分余裕があると思いました。

2 改造の実施 

サイドカバーを外した時の内部の状態 Cバススロットを外してマザーボードを見る 外したマザーボード 入れ替えるASUSのマザーボードCUSL2−M
とりあえず置いてみる 大体の基盤位置確認 外から見ると・・・・・ 上部コネクタが邪魔!
仕方ないのでマウス・キーボードのコネクタ部分は本体を切り取ることにした。 このままでは間隙があるのでバックパネルを取り付けるためにアルミアングルを使用。 12×17のアルミアングルでジャストフィット!意外ときれいにバックパネルを固定することが出来た。 同じく上部。ただ横方向の部材はねじ固定が困難なのでエポキシ接着剤を使用した。
Cバススロット開口部はパンチングメタルでカバー。この場所にはFanを取り付ける。 スイッチ類もコネクタが適合しないのですべて交換。ただ電源スイッチは大きさの問題で元の部品を流用。 今回の最大の問題点となったATX電源。まだ生きているがマザーに行くケーブルが短く、流用困難! 新旧電源ユニットの比較。ケーブルの長さが全然違う。
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4カ所でしかM/Bを固定できないため仕方ないので隙間テープでケースとの接触を防止。 ドライブ類やHD、各種コネクタを取り付ける。 各コネクタとバックパネルとの位置関係。 PCIスロットはSCSIを入れてもあと2つ空きあり。
リセットSWは仕方ないのでヘッドフォンの開口部を流用。アクセントにASUSのシールを貼った。 すべての部品が揃った。機体の冷却用Fanも装着済みで後はコネクタ類の接続だけ。 CPU・メモリも装着して後は電源を投入、各種設定へ。 BIOSの設定中。後はOSのインストールのみ。

3 感想
 とにかく板金加工が加わり、マザボも原寸合わせなので苦労しました。通常6カ所でマザボは固定され
 ますが所定の場所に穴が開いていたりしたため結局4カ所で固定、ケースとの接触をさけるために戸
 の隙間塞ぎ用のテープを2枚重ねてケースに貼り付けています。電源も専用品のためマザボのコネク
 タまで届かず交換、また失敗としてFDドライブがそのまま使えるかと思ったらだめだったことです。98
 用はFD1231T、DOS/V用はFD1231Hという型番でした。尚、その後の設定に関しては通常の自作機
 と全く同じです。

完成した98改造機。元々は166MHz、HD2G、メモリ32Mでしたが、改造後はCPUはCeleron667MHz、メモリ128M、HD15+15Gであり全く別のPCに仕上がっています。
最後にWin Meをインストール後、おまけでポスペの壁紙、デスクトップカレンダーも加えて少し雰囲気を変えてみました。PCIスロットに関しては元々SCSIカードが入っていたのでドライバを更新して挿入、あと空きが2つありますので十分だと思います。