これまでの経緯


LAN導入
病院業務にPCを使い始めたのは1988年頃からでした。理由には外来処方箋を毎回記載することに
疲れたことや、誤記入などの問題を回避するということが上げられます。このため最初はスタンドアロン
で開始しました。しかしすべての印字を1ヶ所で行うことは煩雑であり、窓口用にもう1台導入しましたが
今度はデータの整合性をとることが大変になってしまいました。このため平成2年にNet Ware Lightで
LANを構築、その後外来から事務・医局・相談室・病棟へと加速度的にシステムは拡張して行きました。
しかし所詮単なる簡易型LANのため基本となるサーバは存在せずメール送受信も申し訳程度しかでき
ませんでした。それに世の中がWinPC中心となりMSDOSベースのマシン追加購入が困難となってし
まいました。

NT4.0サーバによるシステム構築
97年5月から運用を開始した際のマシン構成はサーバに9821Rs20(P Pro200MHz)、主開発PC
にXc16、その他のクライアントマシンはXa13、Xc13で合計10台購入しています。システム設定には
システムナイン、機材調達は日本電気三栄に依頼しました。この構成は当時のWin95ベースではだい
たい標準的な構成と思いますが現在のWin98ベースではかなり非力です。その後徐々にPCの追加や
更新により旧マシンは入れ替わり現在残っている当時購入したマシンは復活サーバ機を含め3台のみ
となっています。
システム導入に関してコストが重要視されますが基本的にはサーバ・クライアントの料金であり、日常使
用するソフトは自主開発のためだいたい400万円台で収まりました。その後PCの金額は急激に低下して
廉価PCが出現していますが当時のクライアントPCは殆どアプリケーションがプリインストールされていた
のでライセンスの面からそれほど割高には感じていません。      

新病院におけるシステム構築
2005年6月に病院を新築しましたのでネットワークの構築については専門業者を入れて設計段階から
吟味しました。まず予算の関係で騙し騙し使用してきたサーバOSですがこれを機会に2003Serverに
入れ替え、クライアントも基本的にはWin2000、セレロン2.26MHzに更新しました。ネットワークの配線に
ついてもみっともない天井からや床を引き回す配線にならないように一部の部署はOAフロア、他の部署
は原則としてローゼットから直接端末に引けるようにしました。しかし実際に家具などを配置すると事前に
予定した場所と異なることが多く、一部の部署は床にモールを敷くことになってしまいました。しかし配線で
は最初から部署ごとの配備台数を計画して適切にハブを設定、専門業者が建設中に配線作業を行ったの
で以前あったようなデータ喪失などの問題はなく、信頼性は格段に向上しています。