地域情報


めざめの会30周年記念式典

平成13年12月2日に若柳町多目的研修センターで30周年の記念式典が会員ならびに関係者
が参加して行われました。尚、配られた資料にめざめ会の年表がありましたのであわせて掲載し
ます。会の活動始まった当時は、精神障害者の社会参加や地域での生活は大変で、関係者の
苦労はさぞ大きかったことでしょう。

会場の風景 挨拶する会長
乾杯です コーラス 藤 による合唱
受付で頑張る菊ちゃん ふれあいショップも開店です
S46.12 宮城県築舘保健所で社会復帰事業として始まる。
S47〜 行政から独立した活動となる。
S49  会の名称・会則が決まる。
      ※「めざめ」とは、活動を通じ
        「生まれる」または
       「生まれ変わる」という意味
      会の活動内容
       ・レクレーションを中心とした活動 年6回
       ・機関誌「めざめ」の発行     年6回
S53 会員住所録発行(その後数回発行)
S55 バス旅行
   他の患者会との交流会始まる       
S55・8 機関誌集録(1)発行               
S58 会員の手作り文集「積木の人生」発行        
S60 会員のプロフィール集録発行          
S61 機関誌集録(2)発行
S62 宮城県知事表彰
S63〜 各町で共同作業所始まる。
     (現在は、共同作業所として郡内に7ケ所)       
S63〜 交流キャンプ           
    シンポジウム 「病気と共に生きる」          
Hl.1 シンポジウム 「自立を問う」
Hl.8 シンポジウム 「家族と共に生きる」
Hl.11 厚生大臣賞受賞
H2.8 交流キャンプ・シンポジウム
      「みんなで支えあって生きていく(1)」
H2.12 健康大会 〜障害の違う人々と〜       
    シンポジウム 「みんなで支えあって生きていく(2)」
H3.8 交流キャンプ
   グループ討議 「働き続けるために」
H3.12 20周年記念パーティー
H4.11「演劇とコンサートの集い」開催
       ☆栗原におけるノーマライゼーションの実現を目指して☆
       「めざめものがたり」上演
        友情出演 築舘女子高等学校 マンドリン部、合唱部
       於 金成町けやき会館
H5.9 宮城県精神陣営者家族大会で        
      「めざめものがたり」上演
       於 仙台市民会舘
H6.12 健康フェスティバル開催
       ☆栗原におけるノーマライゼーションの実現を目指して☆
       於 栗原文化会舘
H7.11 宮城県文化の日表彰受賞
H9.1 ふれあいショップ開店
    ふれあいショップにNHKわかば基金いただく
    ふれあいショップに安田生命助成会いただく
H13.12 30周年記念パーティ

精神保健福祉センター開所式に行ってきました  2001年4月11日 

開所式で概要を説明する白澤所長 玄関ホールならびに窓口
援護寮「ほほえみ」の看板 援護寮外観

歌津町の希望ヶ丘(グループホーム)の画像です

建物全景 記念式典の様子
内部の画像(食堂) 内部の画像(居室)

同じ県北にある歌津町のグループホーム「希望ヶ丘」です。平成11年3月に完成し、入居を開始しました。
このグループホーム設立の経過は、本当に感動的です。かいつまんでご紹介します。

歌津町の家族会や作業所のメンバーは、6年ほど前からグループホームの必要性を感じ研修を重ねてき
ました。そのうち、二人暮らしのメンバーが連れ合いの入院で共倒れになったり、一人暮らしのメンバーが
孤独死を遂げたりする出来事が起こり、更にグループホームの必要性を痛感したそうです。
そして、思い詰めたメンバーの一人が「自分が今まで貯めたお金を提供するから、これでグループホーム
を造ってほしい。」と訴えました。家族会員の方からも土地の提供の申し出があり、この気持ちに応えたい
と、設立準備を始めたと聞いています。
そして、ここからが更にすごいのですが、このメンバーの方の気持ちをくんで、家族会、メンバー、保健所
および町が一丸となって一般の賛同者を募り、チャリティーコンサートを開き、広範囲の募金活動を行い、
足りない資金を集め続けたのです。当時を振り返って関係者の一人は、「設立集会のたびに人数がどんど
ん減っていくんです。このままつぶれちゃうんじゃないかって不安で仕方ありませんでした。でも、コンサート
を開くとまたみんな集まってきて、それを繰り返していくうちに何とかなったんです。」と話してくれました。
多くのリサイクル品も集まりました。運営主体の「ハーモニーうたつ」には、オープン当初で147名の名前が
刻まれています。

オープン記念式典は5月12日に行われ、画像はそのときに撮影したものですが、このときの関係者の皆
さんの喜びと興奮にあふれた様子は、本当に感動的でした。建物の提供を申し出たメンバーの方、それに
応えようと協力を申し出た方々、一生懸命周囲を説き伏せて回った関係者のみなさん、地域を巻き込んだ
活動とはこういう事を言うのだと思います。残念なのは、バックアップの医療機関がいささか遠いことです。
登米・栗原地域にも言えることですが、医療機関の乏しいことが、かえって病院に頼らないパワーを生むの
かもしれません。

歌津町の活動を見ていて思うのは、「グループホームがほしいけど、誰かやってくれないかなあ・・・」という
よく見られる消極的な姿勢ではなくて、「自分たちの問題だから自分たちでできるだけの事はする。だから、
協力してほしい!」という積極的な姿勢です。これからも様々な問題に直面するとは思いますが、同じ県北
の仲間として、ともにがんばっていきたいものです。

PS
ここで悲しい情報をお知らせする事は本当に気が引けるのですが、GH設立資金を提供したメンバーの方は
GH開設から二年目に亡くなりました。あんなにGHができて喜んでいたのに・・・・・・・・。
彼の遺志を無にしないためにも、今後一層の努力をしていこうと誓う私たちです。